三重の中小企業診断士・エスモットblog

三重県で経営コンサルタントと企業整理収納マネージャーをしています。日々の話と経営に関わる話と日常の話を発信中

管理職の悲劇

強みと特別をもっと外に! エスモットです。

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 部下のやる気を上げる管理職のやる気は誰が上げる?

企業あるいは組織の仕組みではないでしょうか?

先日、この記事を書きました。やる気向上については関心の高い課題であると思われます。

esmotto-consul.hatenablog.com

 

さて、その際にFacebookでわいわいしたのですが、管理職のやる気について考えてみました。

その際のコメントで、私が「管理職の仕事を知らずに管理職になった人ほど、短期間で無能な上司と思われる」と発言しました。

この考えは、中小企業診断士の勉強をする前から思っていたことであり、現在進行形で考えています。

とはいえ、「だから無能な管理職が多くてヤダ!」というわけではありません。
むしろ、部下から無能扱いされて、心身ともに疲労する管理職が不憫でありません。


そんなさなか、Googleさんがおすすめニュースでこんなのを引っ張ってきてくれました。Google…、優秀。

diamond.jp

かつては、職場全体をまとめたり、後輩の面倒を見たりするマネジメントの先行経験を積んでから管理職に昇進することが当然のようにありました。しかし、バブル崩壊後やリーマンショック後の不況期には企業が採用を差し控えた時期があり、人員構成に歪みが生まれています。

 この歪みは徐々に解消されつつありますが、これによって現在の30代の中堅社員などには後輩があまりおらず、後輩の面倒を見るプレマネジメント経験もなく、管理職になるケースが少なくないのです。

 また、管理職の昇進平均年齢は近年40歳程度と若年化しており、年上の部下のマネジメントに悩みを抱えるケースも増えています。それに加えて、今や8割以上の管理職がプレイングマネジャーであり、常に業務量がパンクした状態の中で仕事をしています。

 ということです。
人が少なくて、プレマネジメントせずにマネジメント業務をさせられている。
これでは管理職がかわいそうです。

 

そんな経験も少ない従業員に対して、記事にあるように研修を1回やって、はい、おしまい。ということがないようにしてほしいものです。

部下のやる気を上げるリーダーや、管理をするマネージャー。

その人たちのやる気を上げる仕組みづくりをすることで、回りまわって有機的な組織へと発展するのではないでしょうか?

ということで、管理職に対しても先日の記事の通り、やる気をなくす行動の逆をしてほしいものです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

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