三重の中小企業診断士・エスモットblog

三重県で経営コンサルタントと企業整理収納マネージャーをしています。日々の話と経営に関わる話と日常の話を発信中

備蓄する飲食物は何日分?

強みと特別をもっと外に! エスモットです。

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何日あればいいのか?

着目するところはライフラインの復旧日数です。

   東日本大震災 阪神淡路大震災
電気 6日 2日
水道 24日 37日
ガス 34日 61日

電気の復旧まで2~6日かかっています。
また、支援物資の到着に3日程度かかると言われています。

このことから、3日分を必要最低限とし、可能であれば1週間分の備蓄品を準備しておきたいところです。

さらに、東日本大震災をきっかけに東京都などの各自治体が発表した条例やガイドラインでは、最低3日分の備蓄品を用意しておくよう定められています。

◆東京都:東京都帰宅困難者対策条例第17号
事業者に従業者の一斉帰宅の抑制と従業者の三日分の食糧等の備蓄についての努力義務を課します。

大阪府:事業所における「一斉帰宅の抑制」対策ガイドライン
従業員等の一斉帰宅により救助・救急活動の妨げとならないようにするため、発災後3日間は企業等が従業員等を施設内に待機させられるよう、備蓄量の目安は最低3日分とする。

 

従業員が10人を想定すると、用意する主な備蓄品(3日分)の目安としては以下のとおりになります。
飲料水:1人あたり1日3L→30L
備蓄食:1人あたり1日3食→30食分

 

 

おおよその目安ですが、意識して備蓄しておくことがBCPにもつながってきます。

 

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