いざという時、何を備蓄する?
強みと特別をもっと外に! エスモットです。
ライフラインの復旧日数
今年はコロナウイルスの影響で、自然災害が少なく見えましたが、総務省消防庁によると、下記14件の災害が発生していました。
https://www.fdma.go.jp/disaster/info/2020/
その中でも地震は3件、大雨(台風含む)は7件でした。
去年は11月末時点で37件でしたので、去年よりは少ない印象です。
さて、企業防災においても考えなければならないことは、ライフラインが断たれてしまった場合です。
内閣府による首都直下地震等による東京の被害想定によれば、各ライフラインの復旧目標日数は、電気で6日、上水道で30日、ガスで55日となっています。
過去の震災では下記表のとおりです。
東日本大震災 | 阪神淡路大震災 | |
電気 | 6日 | 2日 |
水道 | 24日 | 37日 |
ガス | 34日 | 61日 |
つまり、電気→水道→ガスの順番で復旧していきます。
ガスの復旧期間が長いため、カセットコンロなどを備蓄しておいた方がよさそうです。
その他、内閣府の持ち出し袋に入れる中身の例として、
- 飲料水
- 非常食・携帯食
- 簡易トイレ
- マスク
- 防災ラジオ
- 防災ヘルメット
- 軍手
- ライト
- ウェットティッシュ、ボディシート
- 使い捨てカイロ・毛布
- 救急用品
- 缶切り
こういったものが挙げられます。
いざという時のために備蓄をしておくと、自助にとどまらず、共助にもつながるかもしれません。
次回は備蓄する飲食物は何日分?を紹介したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
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