言われたことだけやってると、結局時間がかかってしまうかも?
強みと特別をもっと外に、エスモットです。
急がば回れ!
というよりも、頑張っている若い人材には、早くできることが増えて、給料が増えてほしいわけです。
できることに応じて、適正な給料であれば衛生要因が満たされ、不満は出にくいです。
衛生要因
「給与」「福利厚生」「経営方針・管理体制」「同僚との人間関係」「監督(上司との関係など)」といった、不満にかかわる因子です。
衛生要因は、不満足要因とも呼ばれる「整備されていないと社員が不満を感じる」ものの「整備していても満足につながるわけでない」要素です。
給料と仕事の負荷のバランスが崩れることで不満が発生してしまいます。
ということで、満足感を上げるには動機付け要因を満たしてあげる必要があります。
動機付け要因
「達成すること」「承認されること」「仕事そのもの」「責任」「昇進・向上」といった、仕事の満足度に関わる因子です。
動機付け要因は、促進要因とも呼ばれる即効性はない(ないからといってすぐに不満が出るものではない)ものの、あるほど仕事に前向きになり満足感が得られる要素です。
ということで、とある出来事をお話しします。
ある資料の確認をしていたところ、仕様書と図面で異なるところを発見しました。
「ここ違うよね? なんでだろ?」
むむ、どうやら、初期作成者と修正者が異なっていたようです。
初期作成者に色々ヒアリングして、修正者に赤ペンで修正箇所を指示し、次の日を迎えました。
すると、修正指示したところだけ、変更がありました。
実は、指示したところを修正すると、別のところも修正しなければいけない関係にあったのですが、それがなされていませんでした。
「言われたことだけをやった」状態です。
その後、紆余曲折あり、3回ほどの出直しがあったのですが、一番初めに初期作成者に相談にいけば、3回も修正をしなくて済みました。
この時にかかった時間で別のことができたのではないかと思います。
言われたことだけやれば、それでいい作業もあるかもしれません。
しかし、後々、楽をするには拡張性をもって仕事をおこなった方が良いですね。その結果、効率が上がり、評価される(動機付け)ことで給料が上がり(衛生要因)離職が減る、社員の質が向上する結果につながるのではないでしょうか?
いつもよりも長くなったので、今日はこの辺で。