三重の中小企業診断士・エスモットblog

三重県で経営コンサルタントと企業整理収納マネージャーをしています。日々の話と経営に関わる話と日常の話を発信中

読書感想文1/4_成長を感じよう!

強みと特別をもっと外に、エスモットです。

土の上の緑の植物

先日、同じ系統の本を10冊読めばその分野のことが大体わかります。という話をしましたが、同じような話で同じ本を7回読めば、その本の内容がわかる。という話も有名な話です。

同じ本を7回も読めば、確かにその本の内容が網羅できるので、知識として定着すると思います。しかも、継続して7回読んでいるわけですから、継続力がついてきます。これは非常に有益であると思います。

しかし、この7回読むという過程で最大の敵と言えるべき現象が発生します。

 

飽きるということ

 

人が継続して行動する上で、避けなくてはいけないのは、「飽きる」ということです。

想像してみてください。

好きなことでも同じことを延々とできますか?

成長が感じられれば、喜びや楽しみを感じることができるので、継続できます。

ただ、7回読むという作業になってしまうと、確実に「飽きる」と思います。

 

では、どうすれば、飽きずに7回読むことができるでしょうか。

(ちなみに私は7回読みません。3回くらいで止めています)

  1. 成長を感じる
  2. 読むポイントを変える
  3. 短時間で読む

この3つです。

成長を感じる

成長を感じるということは、脳内でホルモンが分泌されているということです。

主に成長を感じて、よし!やろう!とやる気にさせてくれるのが、「ドーパミン」です。これは別名で「快感のホルモン」と呼ばれ、ドーパミンが分泌されるとその行為が快感行為であると認識することで、さらに意欲が湧きます。そうすると、さらにさらにその行為をしたくなります。

ドーパミンが増えることで、意欲向上、集中力アップ、ポジティブ思考になるため、勉強や仕事をする上で、好成績・好循環を生み出すには必須と言えます。

しかし、同じことを同じようにしていては、成長を感じにくくなり、面白くなくなります。新しい刺激がなくなるので、ドーパミンが分泌されにくくなり、飽きてしまう。ということになります。

これでは、せっかく7回も本を読んでいるのに、もったいないです。

そこで、7回ごとに読む目的を変えることで、常に新しい刺激を受け続けます。これによって、毎回成長を感じることが可能となります。→読むポイントを変えるという話にもつながります。

さらに、付け加えると、本を読んだ後に40秒復習をすることで、記憶できている情報が多くなるという実験結果が英サセックス大学によって発表されています。

実験結果は『何かを記憶した直後に40秒間の復習』をしただけで、2週間後に記憶できている情報が飛躍的に多くなるということが明らかになっている。とのことです。

私もこの方法を実践しているところです。

なぜこの方法が良いのでしょうか? 次回はこの話をしていきたいと思います。