三重の中小企業診断士・エスモットblog

三重県で経営コンサルタントと企業整理収納マネージャーをしています。日々の話と経営に関わる話と日常の話を発信中

GIGAスクール構想と今後の教育

強みと特別をもっと外に! エスモットです。
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www.itmedia.co.jp
教育にもITの波が押し寄せています。
コロナウイルスの影響で一時、学校にいけない期間がありました。ちょうど一年ほど前の出来事です。
あの頃から考えると、多少の制約はありながらも学校に行ける。ということはいいことだと思います。
大学では入学したものの、数回しかキャンパスに行けず、交友関係を築けずに一年が経過している学生もいるようです。

ICT

記事ではICTについて語られていますが、ICTとは「ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略」となっており、教育のみならず、産業の世界でも使用される言葉です。
コロナ以前では紙媒体での教育が主であり、タブレットやPCを使用した教育は一部分にとどまっていたと記憶しています。
さらに、そのこと自体が世界のIT競争に負けている要因とも言われていました。
コロナウイルスの影響で、遠隔での教育の必要性が高まり、その結果、GIGAスクール構想が加速した印象です。

紙媒体は無くなるか?

記事によると、

 日教販は、OPEに全教科型AIドリル教材、英会話教材やプログラミング教材を提供している。一部はOPEのフリーミアム対象にもなっている。2021年度からは、電子辞書アプリや学習支援ツールといったEdTech教材群の提供も開始するという。さらに、教育出版各社のノウハウが凝縮された学習参考書のデジタル化も支援し、OPEを通して提供できるように取り組む。OPEにしかない学習コンテンツを用意することで、OPEの優位性を高める狙いがある。

 今後、児童/生徒に1人1台の端末が行き渡ると、教科書や教材のデジタル化が大きく進むものと思われる。しかし、同社は全ての教材が100%デジタルになるとは考えていないという。児童/生徒に個別最適化された学習を担保する観点から、紙とデジタルを融合した最適な学習環境の構築と、それに伴う学校への学習教材の提供が重要になると考えているようだ。

このように記載されており、紙は紙の良さ、デジタルはデジタルの良さをうまく融合しつつ教育を行う方針のようです。

私が興味を示したのは教育のダッシュボード化です。
教育内容の進捗やテストの点数が一覧となって見れる仕様になっているようです。
ちょうど、BIのダッシュボードの印象ですね。
これがあることで、個人個人の得手不得手、進捗具合が一目でわかるようになるため、個人最適化にもつながりそうです。

懸念点

しかしがながら、小学生にとって、PCやタブレットスマホ)はゲームをするデバイスである印象が否めません。
いかに教育媒体であるかの説明と理解、そして、利便性を伝えられるかが教師に試されていると考えます。
そのためにも、教師自身がITについて教育を受けたり、理解を深める必要性があると感じました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

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