リーダーって、考えることがいっぱいあります
強みと特別をもっと外に、エスモットです。
コーチングの考え
コーチングは相手の課題感を言語化して、その対応策を相手が考え抜いて出すこと。を手助けします。
ここで、よく話に出てくるのはティーチングとの違いです。
コーチングが良い、ティーチングがダメ。という訳ではないと考えています。
もちろんその逆もしかりです。
教育者として、ティーチング、コーチングの使い分けが必要であると感じました。
社員の教育はレベルや資質によって変える必要があるということです。
人によって態度を変えるのか? という疑問も生まれるかもしれませんが、態度を変えるのではなく、対応を変えるのが、対象者にすんなりと指導が身に染みていきます。
部下の状況に合わせてリーダーシップの取り方を変えるSL理論
SL(状況対応型リーダーシップ)とは、リーダー(上司)がどんなフォロワー(部下)に対しても画一的に対応するのではなく、フォロワーの発達度(状況)によって、そのスタイルをしなやかに変化させていくリーダーシップ。
http://www.earthship-c.com/leadership/situational-leadership-theory/
ブランチャードは、4つのリーダーシップ・スタイルを以下の通り説明しています。
S1「指示型」
リーダーは具体的な指示命令を与え、仕事の達成をきめ細かく監視する。
新入社員への指示が必要となるため、こちらはティーチングが必要なのではないでしょうか。
S2「コーチ型」
リーダーは引き続き指示命令を与え、仕事の達成をきめ細かくはするが、決定されたことも説明し、提案を出させ、前進するように援助する。
S3「援助型」
リーダーは仕事の達成に向かって部下の努力を促し、援助し、意思決定に関する責任を部下と分かち合う。
コーチングがメイン
S4「委任型」
リーダーは意思決定と問題解決の責任を部下に任せる。
ここまでくると、コーチングもいざという時しか必要ないのでは?
※『1分間リーダーシップ』(K・ブランチャード、P・ジガーミ D・ジガーミ ダイヤモンド社)p38
赤い矢印の順にリーダーシップの取り方が変わってきます。
SL理論の他にもリーダーシップ理論は多くあり、それらを組み合わせることで部下や教育対象者に寄り添ったティーチングやコーチングが出来るのはないかと考えます。
会議の場で型が異なる人がいる場合は、言葉の選び方が難しいですね。精進します。