三重の中小企業診断士・エスモットblog

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赤色の光で視力回復って本当?

強みと特別をもっと外に! エスモットです。 

red digital wallpaper

 

衝撃的な記事を見てしまいました

週に1回午前中に「赤い光」を見るだけで視力が改善するという研究結果 - GIGAZINE

2020年に「赤色の光を1日3分間見る」という方法で加齢に伴って衰えた視力を回復できるという研究結果を発表しました。この方法のシンプルさや、「赤色の光」を照射するデバイスが非常に安価に製造可能であることから、研究が進むことで多くの人の視力回復に役立つことが期待されていました。

これだけで視力回復するのであれば、すごく簡単ですよね。

しかし、赤色の光と目のキーワードをつなげると、レーザーポインターの赤色の光は目に当ててはいけないという話をずいぶん過去に話題になりました。

それにより、緑色のポインターになったりもしましたが。

本当に大丈夫なのでしょうか。

ジェフリー教授は、イギリスに拠点を置くLED機器メーカーのPlanet Lightingと協力して、「670ナノメートルの赤色の光」を照射する安価なデバイスの開発に取り組んでいるとのこと。ジェフリー教授は「この方法はシンプルで安全です。670ナノメートルの光によって供給されるエネルギーは、自然環境光によって供給されるエネルギーと比較して大きいわけではありません。近い将来、人々が安価で使いやすいデバイスを利用可能になると確信しています」と述べています。

さらに読み進めると、赤色といっても670nmの波長の光となるようです。

Wikipediaによると、

635~690nmレーザーポインターのうち、製造しやすさもあって標準的に普及しているのは赤色レーザーポインターで、波長はおおよそ635~690nmである。なお、この付近の波長では波長が長くなると赤外線(700nm以上)に差し掛かり、短波長側ほど視感度が高い。輝度が向上し明るい映像が得られるプロジェクターではレーザーポインターの光点との輝度差が狭まり、クラス2でも650~690nmの製品では認識しにくい場合があるため、より認識されやすい635nm製品が適切となる。製造しやすさの面では650~690nmの半導体レーザー素子のほうが安価に製造できるため、玩具用ないし廉価版製品では同波長帯域のものが主流である。

これによると、認識しにくい赤色ということになりそうです。

さらに、赤色がNGというわけではなく、光強度が目への影響に関係しているようです。

 

クラス1

概ね0.2mW(単位:ミリワット)前後の出力。100秒間瞬きせずに直視しても問題無いとされる。光線の波長によって出力制限が異なる。後述のPSCマーク認定レーザーポインター、主に玩具用。

クラス2

1mW未満の出力。0.25秒間未満の直視は問題無いとされる。PSCマーク認定レーザーポインター、主にプレゼンテーション用。2001年以降これより上の出力を持つレーザーポインター(正確には電池駆動の携帯用レーザー応用装置)の製造販売、及び輸入販売は法律で禁止されている。

ということです。

今回の出力は0.2mW以下になるということですね。

研究は続いているようですので、早く流通してほしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

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