整理することで安全を得る3
強みと特別をもっと外に! エスモットです。
どんな事故が多かったか
前回まで災害発生件数について紹介しましたが、今回はその内容について深堀りしていきたいと思います。
全産業では転倒・墜落・転落・無理な動作がTOP3でした。
転倒などは焦って走ったりしていると起こりやすい災害であると予想できますね。また、清掃されていないと、滑りやすくなるため、こけやすい状況を作り出していることになります。
さて、一次、二次産業に限ると、墜落・転落・転倒・挟まれがTOP3となります。
挟まれ、巻き込まれは製造業が災害の発生状況の1位となっており、この災害の防止のためにKY活動や災害防止策をとっている事業所も多くあるでしょう。
また、こういう状況が一番多いと知っておくだけでも意識付けされ、事故の減少につながります。
墜落・転落は製造業、建設業、運送の3業種ともに多く、気を付ける必要があります。
高所での作業の場合、墜落制止用器具を装着する必要がありますが、(安全帯の名称が改められました)
こちらは法改正があり、現行の構造規格に基づく安全帯(胴ベルト型・フルハーネス型)を使用できるのは
2022(平成34)年1月1日までとなっています。
https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000473567.pdf
そのため、特別教育を受ける必要も出てきましたので、忘れずに対応しましょう。
どんな人が災害(事故)をおこしやすい?
災害を引き起こしやすい従業員は以下の3点があげられます。
①意識の低い若手作業員
②自意識過剰のベテラン作業員
③緊急に応援等で違う現場に参加する作業員
慣れすぎている、慣れていない従業員が引き起こしやすいと言われていますので、経営者または担当者は十分な注意喚起が必要と言えるでしょう。
人を叱るのではなく、やり方や物の問題を見つめなおすのも良いかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
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