ストレスチェックの効果について
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ストレスチェックの義務付け
「ストレスチェック」とは、ストレスに関する質問票(選択回答)に労働者が記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる簡単な検査です。
「労働安全衛生法」という法律が改正されて、労働者が 50 人以上いる事業所では、2015 年 12 月から、毎年1回、この検査を全ての労働者※に対して実施することが義務付けられました。
※ 契約期間が1年未満の労働者や、労働時間が通常の労働者の所定労働時間の4分の3未満の短時間労働者は義務の対象外です。
引用:https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150709-1.pdf
ストレスチェックの方法はいたって簡単です。
マークシートの質問内容に沿って、マークしていくだけです。
深く考えなければ、3分程度で記入が終わります。
しかし、つくづく思うのです。
これ、やって意味あるの?と
自分のストレスがどのような状態にあるか? これを行って知ることができたとしましょう。
「あ、自分では思っていなかったけど、ストレスたまってたんだ」
と、その時思うようなチェック内容ではありません。
チェック項目でストレスがあると判断されるものにチェックしないとストレスが溜まっていると判定されないはずです。
では、ストレスが溜まっている人が、ストレス溜まっていると判断されたとして、次にどう動くか整備されているのでしょうか。
されているようには思えません。
チェックの結果、管理部に相談する仕組みがあるとか産業医に相談できる仕組みがあるとか、そういった物がないと、このチェック、全く意味がないでしょう。
現状ではストレス溜まっているかどうかを数字で表しているだけにすぎません。
しかも、その数字はある程度操作できます。
ただやっているだけでは意味のないことの代表だと感じております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
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