毎月恒例JISの
強みと特別をもっと外に! エスモットです。
世の中の動きを知れるJISの制定改正です。
6月は3件の制定及び1件の改正がありました。
特に次は重要とのことです。
アクセシブルデザイン(包装の取扱い及び操作性)に関するJIS制定
加齢や身体的な障害などによって身体能力が低下した方々は、加工食品や日用品などの包装(洗剤のプラスチック容器やティッシュペーパーの紙箱等) を取り扱う際に、握る、持ち上げる、持ち運ぶ、つかむなどの動作が困難なことがあります。そこで、包装の取扱い及び操作のしやすさを高めるため、アクセシブルデザイン注1を考慮した包装の取扱い及び操作性に関するJISを制定しました(JIS S0021-4)。
本JISの制定により、高齢者及び障害のある人を含む多くの消費者にとって使いやすい包装の提供が促進され、利用者の利便性が向上することが期待されます。
制定ですので、新しくできたものですね。
アクセシブルデザイン
機能に制限のある人々のニーズに合わせ、製品やサービスの性能を拡張することによって、利用できる顧客数を増やそうとする設計思想
こういう持ちやすい取ってとか
期待される効果は以下の通りです。
本 JIS の制定により、包装の設計における取扱い及び操作性について配慮すべき事項が明確になり、高齢者及び障害のある人を含む多くの消費者にとって使いやすい包装の提供が促進され、利用者の利便性が向上することが期待されます。
引用:経済産業省
ユニバーサルデザインとは異なる考えの様ですね。
不便さをなくす考えのようです。
ユニバーサルデザインは、特別な改造や特殊な設計をせずに、すべての人が可能な限り最大限まで利用できるように配慮された、製品や環境の設計のことを言う
との定義づけですので、ユニバーサルデザインに内包されている形です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
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