三重の中小企業診断士・エスモットblog

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研究開発者としては気になる

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研究開発のためのモデル契約書

www.meti.go.jp

気になるニュースはないかと、日々過ごしています。

すると、経産省の取組みのニュースとぶち当たりました。

研究開発のモデル契約書についてです。

私も知らなかったのですが、この取り組みは2020年6月からされていたようです。

特許庁経済産業省は、研究開発型スタートアップと事業会社の連携を促進するため、共同研究契約やライセンス契約などを交渉する際に留意すべきポイントについて解説した『モデル契約書ver1.0』を取りまとめました。
本モデル契約書の主な特徴は次の3点です。

  1. 共同研究開発の連携プロセスの時系列に沿って必要となる、秘密保持契約、PoC(技術検証)契約、共同研究開発契約、ライセンス契約に関するモデル契約書を提示しています。
  2. 仮想の取引事例を設定して、契約書の取り決め内容を具体化することで、交渉の勘所を学ぶことができます。
  3. 契約書の文言の意味を逐条解説で補足することで、当該記載を欠いた場合の法的リスクなど、契約に潜むビジネスリスクへの理解を深めることができます。

 研究開発者、大学関係者は契約書と向き合う機会が多い印象です。

大学の場合はすでにフォーマットがあり、それになぞらえて書くので比較的楽かもしれません。専門の部署があったりします。

しかし、小さな企業の場合はそうではなく、契約書から作る必要があったりします。

モデル契約書があれば、注意点などがわかり、少しは作成の時間が省けたり、不当な扱いを受ける可能性が低くなるかもしれません。

 

6/18まで意見募集をしているようです。

研究開発型スタートアップ・事業会社の知財・法務担当者の方。スタートアップ関係者(弁護士、ベンチャーキャピタルなど)の方。モデル契約書を実際に使われている方、興味を持たれている方からの意見を募集しているようですので、気になる方はサイトをチェックです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

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