三重の中小企業診断士・エスモットblog

三重県で経営コンサルタントと企業整理収納マネージャーをしています。日々の話と経営に関わる話と日常の話を発信中

4/1から新年度の開始です(本業)

強みと特別をもっと外に! エスモットです。

ペンオム紙

新年度といえば

新規目標の設定と新入社員の増員があげられます。

新規目標の設定

さて、コロナウイルスによる影響で売上が大きく下がった業種も、逆に上がった業種もあるかと思います。

購入意識の変化が生まれたことも理由の一つかと思います。

toyokeizai.net

売上が減少したとしても、利益を確保するためにはどうすればいいか、その利益を確保するためにはどのくらいの売上が必要か?

そのような計画を立てる必要があります。

また、立てるだけではなく、それを従業員に伝える必要があります。

「なんとなく、去年と同じ売上目標です。」では、従業員は何のためにその目標になったのか納得も理解もできません。

ただただ、その目標を達成できなければ賞与が減る、評価が上がらない。それだけの数値になってしまいます。

これでは、意欲向上につながりません。

そのため、なぜ、その売上目標になっているのか示す必要があります。

攻勢にでるための利益確保

(めっちゃ簡単にいうと)

売上から費用を引くと、利益が得られます。

利益から税金を引くと、純利益となります。

その純利益をどのように使用するか? 今後、店舗を増やすのか、設備投資するのか?そのような中長期計画でこれだけの資金が必要だから、毎年これだけの利益が必要です。

このように伝えることで、残された純利益から逆算して売上目標を説明することができます。

防衛を固めるための利益確保

同様に今回のような外部要因による脅威が発生した際に、企業を守るための防衛資金が必要となることもあります。

そのために、どのくらいの維持費(固定費)が必要か計算し、残しておくことでいざというときも従業員を守りつつ経営を継続することができます。

こちらも、どの程度必要か計算し、それを残すために純利益から逆算し、売上目標を説明します。

説明なしでは意欲は上がらない

これは普段の業務を依頼する際も同じです。

説明をなしに、この仕事をしてほしいと言われても、必要性がわからないので、ただ作業としておこなうだけです。

意欲をもって、時には手順の矛盾や改善点を指摘してもらえるように業務の意味を伝えて仕事を依頼すると良い循環が生まれるでしょう。

 

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