三重の中小企業診断士・エスモットblog

三重県で経営コンサルタントと企業整理収納マネージャーをしています。日々の話と経営に関わる話と日常の話を発信中

火災をおこさないために

強みと特別をもっと外に! エスモットです。

 

火災=燃焼について知ろう

今年度は例年よりも災害が少ない年ですね。とブログに書きましたが、1月から3月にかけて大規模な火災が発生しています。
火災には気を付けてください。と一言で済ますのは簡単なのですが、なぜ火災が発生するのか。初期消火に効果的なことは何かについてお話したいと思います。
火災すなわち燃焼の4要素

  • 可燃物があること
  • 酸素があること
  • 熱があること
  • 燃焼が継続されるこf:id:esmotto_consul:20210313085142p:plain

これらの4要素が全てそろっている事が燃焼には必要であり、どれか1つでもなければ燃焼は起きません。
そのため、もしも燃焼が発生した場合はこれらを意識することで初期消火につながります。

消火効果としては以下が対応しています。

  • 可燃物があること⇒除去効果
  • 酸素があること⇒窒息効果
  • 熱があること⇒冷却効果
  • 燃焼が継続されること⇒抑制効果

具体的には
・可燃物があること⇒除去効果
 可燃物そのものを取り除く
・酸素があること⇒窒息効果
 酸素・空気を遮断する
・熱があること⇒冷却効果
 対象物を冷やすことで引火点以下まで温度を下げる
・燃焼が継続されること⇒抑制効果
 酸化反応の連鎖を防ぐ

消防車がおこなっている通常の消火は放水による消火ですが、これは冷却効果を狙っているものです。その他、二酸化炭素や泡消火などもありますが、ここでは割愛します。

燃焼の4要素に関しては消防庁の資料が詳しいです。

https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/kento210_19_shiryo6.pdf

次回は、消火器についてお話したいと思います。

 

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