ベテラン社員の勘とは?
強みと特別をもっと外に、エスモットです。
直観と直感
直観
推論的思考によらない直接的な知識獲得。日常使われる直観は勘と同様の意味の予感であり,憶測か無意識的な推論であって本来的な直観とはいえない。哲学では一般に直観とされるものに公理および推論の規則の認識がある (ともに性格上推論によっては得られない) 。
直感
推理・考察などによるのでなく、感覚によって物事をとらえること。
https://kotobank.jp/word/%E7%9B%B4%E8%A6%B3-98406
このサイトではこのように紹介されています。
知識が論理的段階を踏まずに発揮されるのが直観といったところでしょうか。
この二つの言葉について検索すると、実に様々な説明サイトがあり、見ていて飽きません。
これらのサイトを見ると、直観を鍛えるということは知識や経験を無数に踏むことでおこなえるのではないかと考えました。
ということは直観を鍛えるには、多くの時間が必要になってくると考えられます。
直観は知識や経験を表に出ているものですから、いうなれば、ベテランの勘=暗黙知とも言えます。
ベテランの勘を新入社員に承継するというのは、どこの中小企業でも悩みの種だと思います。
職人の背中を見て学ぶ、というのも大事ではありますが、今の世の中はそうは待ってくれません。ベテランの背中を見て学んでいる内に、ニーズや流行りが変わってきます。
コア技術に関しては背中を学ぶのもありかな?とは思いますが、それでもなるべく早く承継したいものです。
ということは、直観力を鍛えることがベテラン社員の暗黙知を新入社員の力にかえることができる一歩なのではないかと考えます。
次回は直観力を鍛える方法について、考えてみます。